特定の文字がWindows-31J(Shift_JIS)で扱えるかどうかをJavaで確認する。

現時点では、以下のコードが一番よさそう。

    private static final Charset windows31J = Charset.forName("Windows-31J");

    public boolean canEncodeWithWindows31J(CharSequence str) {
        CharsetEncoder encoder = windows31J.newEncoder();
        return encoder.canEncode(str);

    }

CharsetEncoder (Java SE 11 & JDK 11 )

Hitachi Cosminexusの新規採用は止めましょう。

Java EE(Jakarta EE)の仕様検討ワーキンググループへの参加を止めてしまい、最新仕様への追従も数年前から止めてしまっているようなので、導入するのは止めましょう。 仮に導入しても、レガシーAPIしか使用できず、生産性の向上は望めません。

Java EE(Jakarta EE)サーバーを選択する場合は、少なくとも以下のページに名前の挙がっているベンダーから選択することが推奨されます。

jakarta.ee

WindowsでOracle 18c XEのインストール時に管理者権限があるのに管理者権限がないと怒られて失敗する場合

ドメインに参加しているWindowsドメインユーザーを使用してOracle 18c XEをインストールしようとすると、管理者権限がついていたとしても管理者権限がないといわれて怒られる。

その場合、同名のローカルユーザーを作って管理者権限を付けてあげると、ドメインユーザーでもインストールすることが出来るようになる。*1

*1:どう考えてもダメだと思う

Servlet APIとJPA APIの日本語翻訳を独自ドメインに移動させました。

タイトルのとおり。

古いページにアクセスしても自動でリダイレクトされるはずですが、ご連絡として。

中身はgithub pagesのままで何も変わってないです。

https://github.megascus.dev/

よくある質問と答え

  • なんでドメインを移動させたんですか?
    • github pagesのドメインだと社内プロキシに阻まれてアクセスできないという苦情を受けたためです。

Oracle DBのPL/SQLからOffice365(starttls)を利用してメールを送信する

君がこれを読んでいるということは非常につらい状態に置かれているということだろう。 公式ドキュメント通りにやっても動かないという人向けに記す。

以下についてはきちんと読みましょう。

docs.microsoft.com

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4458479/improvements-in-smtp-authenticated-submission-client-protocolsupport.microsoft.com

サマリー

  • ほかの手段があるならやらないほうが良い。回れ右をすること。
  • STARTTLS(TLS接続)を利用するためには証明書のキーストアとしてOracle Walletを使用する必要がある。デフォルトでは何の証明書も入っていないため、必要な証明書については自分で持ってきて、定期的な更新作業も自分で行う必要がある。
  • ACLは適切に設定しよう。
  • OracleのUTL_SMTPはメール送信をするためのパッケージではなく、SMTPプロトコルを会話するためのユーティリティなので、SMTPの会話内容を抑えているなら容易い。
  • SMTPプロトコルが理解できていないなら、JavaMail等、メール送信を行うためのライブラリを利用して、そのデバッグログ等でSMTPプロトコル内容を把握してから使うべき。

Oracle Walletを設定する。

Oracle Walletはいわゆる証明書のキーストアです。Web標準では公開鍵式暗号を使用しており、事前に公開鍵をインポートしておく必要があります。 通常、ブラウザ等では信頼性が高いとされている公開鍵をデフォルトで保持しており、また、セキュリティパッチ等で自動的に更新されるのですが、Oracle DBではデフォルトでは公開鍵をひとつも持っていないため、インストールする必要があります。

Office365の場合は以下からダウンロードすることができます。

support.office.com

証明書のOracle Wallet(証明書のキーストア)への取り込みはOracle Wallet Managerを使用することで行えます。マニュアル通りなので、そちらを参照してください。

docs.oracle.com

作成したOracle Walletファイル(ディレクトリごと)はローカルの適切な場所に配置します。

Oracle Walletに保存した証明書は適時手動で更新する必要があります。注意してください。

Oracle Walletに保存した証明書は適時手動で更新する必要があります。注意してください。

Oracle Walletに保存した証明書は適時手動で更新する必要があります。注意してください。

大事なことなので3回書いておきます。

ACLを設定する

ACLはアクセスコントロールリストです。Oracle DBから接続できる外部サイトを指定します。 DBMS_NETWORK_ACL_ADMINのマニュアル通りに設定してください。

docs.oracle.com

以下のような感じになります。

    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('ACL.xml', 'ACL for SMTP Server', SCHEMANAME, TRUE, 'connect');
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE('ACL.xml', SCHEMANAME, TRUE, 'resolve');
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('ACL.xml', 'smtp.office365.com');

UTL_SMTPを利用してメールを送信する

インフラ対応が終わったので、ここからUTL_SMTPを利用してメールを送信するプログラムを書いていきます。 UTL_SMTPはメールを送信するためのパッケージではなく、SMTPプロトコルで会話するためのパッケージなので、使用するためにはSMTPプロトコルを理解する必要があります。

気力がある人は以下あたりを読みましょう。

https://www.ietf.org/rfc/rfc3207.txt

https://www.ietf.org/rfc/rfc5321.txt

読むのが面倒くさいので、ここではぐぐれば出てくるJavaMailの適切な設定を行い、デバッグログ出力を利用することで、何をすればいいのかというのを調べます。 Office365ではSTARTTLSが利用されており、以下のような感じでメール送信プロセスが行われるようです。 本当はデバッグログがもうちょっと出ますが、今回は必要な通信部分のみ抜粋しました。

>から始まる行はクライアントからサーバーへの送信。それ以外の行はサーバー側からクライアントへの受信です。

(接続)
220 OSAPR01CA0250.outlook.office365.com Microsoft ESMTP MAIL Service ready at Sun, 14 Apr 2019 06:52:53 +0000
> EHLO XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
250-OSAPR01CA0250.outlook.office365.com Hello [180.52.91.76]
250-SIZE 157286400
250-PIPELINING
250-DSN
250-ENHANCEDSTATUSCODES
250-STARTTLS
250-8BITMIME
250-BINARYMIME
250-CHUNKING
250 SMTPUTF8
> STARTTLS
220 2.0.0 SMTP server ready
> EHLO XXXXXXXXXXXXXXXXXXX
250-OSAPR01CA0250.outlook.office365.com Hello [180.52.91.76]
250-SIZE 157286400
250-PIPELINING
250-DSN
250-ENHANCEDSTATUSCODES
250-AUTH LOGIN XOAUTH2
250-8BITMIME
250-BINARYMIME
250-CHUNKING
250 SMTPUTF8
(ここでログインメカニズムを実行)
> MAIL FROM:<sender's office365 mail address>
250 2.1.0 Sender OK
> RCPT TO:<receiver's office365 mail address>
250 2.1.5 Recipient OK
> DATA
354 Start mail input; end with <CRLF>.<CRLF>
> Date: Sun, 14 Apr 2019 15:52:53 +0900 (JST)
> From: sender's office365 mail address
> To: receiver's office365 mail address
> Message-ID: <###message id###>
> Subject: subject
> MIME-Version: 1.0
> Content-Type: text/plain; charset=us-ascii
> Content-Transfer-Encoding: 7bit
> 
> content
> .

この通信を模したPL/SQLは以下のようになります。 変数の型については適時UTL_SMTPのドキュメントを参照して補ってください。

conn := UTL_SMTP.open_connection(
          host => 'smtp.office365.com',
          port => '587',
          tx_timeout => 60,
          wallet_path => 'file:path_to_wallet',
          wallet_password => 'password',
          secure_connection_before_smtp => false);
UTL_SMTP.EHLO(conn, 'my host name');
UTL_SMTP.STARTTLS(conn);
UTL_SMTP.EHLO(conn, 'my host name');
UTL_SMTP.AUTH(
          c => conn,
          username => 'sender's office365 mail address',
          password => 'office365 password',
          schemes => 'LOGIN XOAUTH2');
UTL_SMTP.MAIL(conn, 'sender's office365 mail address');
~~~ 以下、UTL_SMTPパッケージのマニュアル通り ~~~

docs.oracle.com

ポイントは以下の通りです。

  • SMTPプロトコルでの会話内容を愚直に守る。
  • UTL_SMTP.AUTHのschemesの値は、サーバーにEHLOコマンドで問い合わせた結果、AUTHに入ってくる値を使用する。
  • wallet_pathはfileプロトコルの形式で書いてくれとマニュアルに記載があるが、Windowsの場合はfile:c:/hogehogeの形式でないと受け付けてくれない。(file:///c:/hogehogeのようにfile:の後に/を入れるとエラーになる)

まとめ

という感じで。

この知識が生かされないことを祈ります。。。。

正規表現で空白をマッチさせるときは\sじゃなくて\hのほうが良いのかもしれない。

正規表現で空白文字とマッチさせるときは\sを使用することが多いと思いますが、本当に求めているものは\hなのかもしれません。

  • \s 空白文字: [\t\n\x0B\f\r]
  • \h 水平方向の空白文字: [ \t\xA0\u1680\u180e\u2000-\u200a\u202f\u205f\u3000]

\sはasciiで定義されている空白っぽい文字(改行含む)にマッチしますが、\hはUnicodeで定義されている空白っぽい文字(改行を含まない)にマッチします。 歴史的経緯で\sを使う人も多いですが、改行含んでマッチさせたい場合なんてほとんどないのだから\hを使いましょう。

Java正規表現の一覧は以下から(※ほぼPerl互換)

docs.oracle.com