Java Bug Database 参照していますか?

これはJava Advent Calendar の 六日目の記事です。

一つ前は [twitter:@nabedge] さんの mixer2でJSPレスなSpringMVCアプリケーションを作ってみた (Java Advent Calendar 2012) です。
一つ後は [twitter:@ryu22e] さんの 記事 です。

はい。ということで、今年もJava Advent Calendarがやって参りました。
初日からJava8の話だったり、Javaの歴史だったり、Java7からのJVMの新機能だったりJavaの面倒くさい構文をどうにかする記事2つだったりと非常に濃ゆい記事が並んでいます。
残念なことに私には技術力がなく、せいぜいいろふさんと世界が等しいことを証明するぐらいが関の山だったりするので、Java自体ではない話で一つ。

みなさんはJava Bug DataBaseはご存知でしょうか?

まっとうな生活をしていると存在自体に気が付かないこともあるとおもいますが、アレなコードを書いてJavaコンパイラのバグを踏んだりすると、こちらのページにスタックトレースとともにバグ報告をするようにURLが出てきたりもします。
日立のJavaコンパイラもバグを踏むとなぜかこちらに誘導してくれたりします。*1

JVMのバグについてはこちらで公開されており、昔のJVM-例えば、Java1.4.0のバグも見れたりします。
この間もなぜかJava1.4.2で動いているシステムのトラブルシューティングをすることになり、こちらを参照しました。*2

いまでこそ安定しているJavaですが、ここにいたるまでは山のようなバグがあったというのを感じながら歴史に浸るというのも良いのではないでしょうか。

そしてどうでもいいけれども、URLが.doであることを見る限りStrutsで構築されているようですね。
さすがStruts!

追記:[twitter:@skrb]さんに教えていただいたのですが、Java Bug DatabaseはJIRAに移行する予定があるようです。

JDK bug migration: bugs.sun.com now backed by JIRA

使いやすくなるといいですね。

*1:今は知らない。

*2:なお、該当する可能性のあるバグが多すぎて原因の究明には至りませんでした。