VCSが使えない環境でVCSっぽいものを自作して乗り越えた話

本日、 #real_dvcs というのがやっていたらしいけれども、参加しませんでした。
とはいいつつ、昔こんなことやったなぁというのを思い出したのでメモ書き程度に。

とある金融機関の内部で、CVSはあるのだけれども、自由に使えず、結果として独自のVCSっぽい動作を構築して乗り切ったことがありました。
細かい手法はあまり覚えていないのですが、戦略としては
1.コンパイルに成功する毎にバージョン管理したい単位をすべてzipで固める。
2.zipのファイル名には日付(時分秒)をつけて履歴管理をする。
3.特定の作業が完了した段階でそれまでのzipの塊をどこかに退避する。
4.差分が見たい場合はWinmerge(階層内のすべての差分を2ペインエクスプローラーで表示することができる)

とりあえず、こんな感じ。VCSが何らかの理由で入れられない場合でも自力でそれっぽいことができます。
なお、その時は一人でやっていたのでマージは行いませんでしたが、Winmergeでパッチの生成とマージができるので何とかなったかもしれない。

SVNとかCVSとかそういうのが自由に入れられない環境でもなんとかなる可能性はあるということで。