JavaエンジニアがOracle Open World Tokyo 2012 に行ってきた #oowjp

ということで、なぜかJavaOneの裏番組として行われたOracle Open Worldに行って来ました。
Oracle Open Worldの中からJavaのセッションを選んでいくつか。
よくよく見たらニコニコ動画のインフラ話とかもあったので聞きたかったなぁとか。
会場が点在していたため、申し込んでいたらJavaOneで疲れた身では確実に死んでましたが・・・・

さて、自分が参加したのは以下のセッションでした。

そのまま参加したセッションの感想を。

[S1-13] Oracle WebLogic Server 12c によるエンタープライズJavaの改革:現場の声が語るJava EEの進化

Oracle社の方のWebLogic12cへのアップグレードして成功した!みたいな話でした。
多分WebLogic11gで動いているアプリケーションであれば何も変更しなければまったく困難もなく移行できるんだろうなぁとか。
WebLogic12cでJavaEE6に対応しました!とは言われているものの部分的な仕様レベルではJPA等主要な箇所はすでに対応できていたので。

成功しました!という話だけなので特になにも意見はなく。
とりあえず、現状ではGlassFishのアプリケーションをWebLogicに移植しても上手く動かない場合があります。
すでにWebLogicのパッチが出ているはずなのでせめてパッチは当てましょう。(サポート契約が必要なので自分は貰えませんが・・・・・)

[D3-05] Java SEからJava 12に向かって: Java SEロードマップ

ふつううううううにJavaOneのKeynoteで出た内容とほぼ一緒。JPUG CCC Fallで寺田さんが説明してくださった内容と一緒でした。
今のところ発表できる内容としては本家JavaOneの頃と同じってことですかね。
しょんぼり。
また、発表した人が営業系の人なのかしら?
あまり技術には詳しくない?らしく、その後の質問の回答が頓珍漢。
なんとなく口を出してしまったけれども、回答になっていればありがたいです。

[D3-25] Java EE 7概要と最新情報

非常に良かった。
JavaEE7の内容をGlassFishと共に説明してくれたけれども、GlassFishへの愛があふれていました。
この内容はJavaOneでやってほしかったなー。
もっとたくさんのJavaエンジニアの人に聞いて欲しかった。
資料が公開されたらみなさんぜひご参照下さい。
JavaEE7の機能拡張の要点が把握できるはずです。

追記:資料公開されました。
http://www.oracle.co.jp/openworld/2012/download-docs/sessions/day3_qWd01OOE/file.php?name=D3-25_DL.pdf

以上、こんな感じ。
他にOracleのパフォーマンスチューニングのセッションにも登録していたのですが、内容がOracle Application Testing Suiteの紹介になっていたので切りました。
現場に即した実用的な内容かと思っていたらしょんぼりだー。