#JJUG_CCC Java EE 7 HoL補足

そういえばということで。
今回のJJUG CCCではハンズオンラボということで、Java EEとLambdaのハンズオンを実施させていただきました。
Java EEのハンズオンの方のお手伝いをさせていただきたのですが、その時に1割以上の人がハマった事象があったので注意点として上げさせていただきます。

なお、Java EEのハンズオンの資料は寺田さんのブログで公開されております。
参加できなかった方はそちらからダウンロードして下さい。
http://yoshio3.com/2013/10/23/java-ee-7-hol-on-jjug-ccc/

GlassFishへログインするパスワードの注意

資料の40ページ目が要注意ポイントです。
GlassFishドメインにログインするためのパスワードをNetBeansから取得しようとしています。
このパスワードは絶対に変更しないで下さい

このパスワードはGlassFishドメインにログインするためのパスワードであり、ここのパスワードを変更したからといって、GlassFishドメイン側のパスワードが変更されるわけではありません。
ここのパスワードを変更した上で元のパスワードを忘れてしまうと二度とログインすることができなくなります。

パスワードの変更方法

NetBeansが生成したパスワードに変な記号が含まれていてコマンドライン実行時にパスワードが入力できないという場合があります。
その場合などにパスワードを変更する必要があります。
1.GlassFishの管理コンソールにアクセスします。
http://localhost:4848/

2.資料の40ページの手順で、NetBeansからユーザー名、パスワードを取得し、そちらを使用してログインします。

3.トップページから管理→管理者パスワードの変更を選び、新しいパスワードを変更します。*1

パスワードを変更するとNetBeans側でその内ログインができなくなったのでパスワードを入力して欲しい旨が聞かれます。
その時に新しいパスワードをNetBeansに教えてあげて下さい。
HoLの範囲であればパスワード無しがオススメですけどね。

パスワードが判らなくなった場合

ドメインを作り直すのが楽そうです。
GlassFishを停止させてから作業を行います。
40ページの画面から、左下のボタンを押してサーバーを削除します。
引き続き、サーバーの追加を選び、GlassFishサーバーを選んで、サーバーのインストール場所(Windowsだとc:\program files\の下、Macだと/Applications/NetBeansの下)を指定し、あとはデフォルトのまま終了すれば、パスワード無しにリセットされます。
パスワードを付けたい場合は適切に設定して下さい。

ということで。

*1:古いパスワードを入力しなくて良いインターフェースなんてセッションハイジャックに対して脆弱ですよね