spring-bootはデフォルトではslf4j+logbackでログ出力が行われている。
また、最初からそれなりに適切に設定されているため、運用段階ではそれほど困らないようにはなっている。
ただ、開発中は出てほしいログが足りないため、デフォルトのまま開発すると結構困る。
以下のようなファイルを logback.xmlとしてルートフォルダに保存をする。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <configuration> <appender name="STDOUT" class="ch.qos.logback.core.ConsoleAppender"> <encoder> <Pattern>%d{yyyy-MMM-dd HH:mm:ss.SSS} %-5level [%thread] %logger{35} - %msg %n</Pattern> </encoder> </appender> <logger name="org.hibernate.type" level="ALL" /> <root level="DEBUG"> <appender-ref ref="STDOUT" /> </root> </configuration>
これを入れることでWindows環境でコンソールログが文字化けするのも解消する。*1
これで開発には十分なログが出力される。
デフォルトのログ設定はspring-boot-[version].jarのorg.springframework.boot.logging.logbackパッケージに入っているが、すでにほかに移動する計画があるらしいので、注意。
*1:こちらのissueで解消される予定 https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/2607